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asobi基地ユニバ、ついに始まります。第一弾は「小/中学生が、自分の責任で選択をして、自由に行動する」アウトドア系企画:asobi基地アドベンチャー
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asobi基地ユニバーシティ、はじまります。
みなさん、こんにちは。寄金 佳一(よりかね けいいち)と申します。はじめましての方も、そうでない方も、これからどうぞよろしくお願いいたします。
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普段、asobi基地では、事務局として全体のとりまとめにかかわったり、関東 アウトドア部の代表として活動しています。仕事やイベント、プライベートで年間100日近いアウトドア生活をしつつ、のべ1,000人を越える親子に、自然体験の場を提供し、引率してきました。
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みなさんも、Eメールアドレスを登録したものの、音沙汰がなかったので、どうなっているんだろう……と気になっていませんでしたか?
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この夏から秋にかけて、裏側では、3つのことを進めていました。
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根幹を形作る、メンバー間での「ああでもない、こうでもない」
まず1つめ。asobi基地として、asobi基地ユニバーシティをどのようにつくり、どのように位置づけて、どのように子どもたちとかかわっていくのか。
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asobi基地の創設者・小笠原舞や、事務局、asobi基地ユニバーシティをやりたい有志メンバー間で「大切にしたいこと」を共有し、教育理念とも言うべき根幹を形作っていく作業です。
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最初、私が急に「asobi基地ユニバをやる!」と言いだしたものだから、戸惑った人も多かったようです。実際、私自身も、うまく言語化できませんでしたし。
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でも、言語化できないからと言って、このアイデアがゴミだというわけではありません。最初から共感してくれた人も、何人もいました。
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私のこうした直感は、自身の子育てに起因しています。つまり「うちの子どもたちのためにこんな環境があったら絶対に素晴らしい!」という思いつきなんです。
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逆に言えば、必要とされるものなのに、世の中に存在しない(か、誰もが楽にアクセスできるほど普及していない)ということ。
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これがゴミであるはずがないんですよ。いや、本当に😆
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完璧に整った形になるには、もう少し時間が掛かるかもしれません。現在はティザーサイトのみの公開ですが、理念が詰め込まれたパンフレットのような、本格的なホームページの制作を進めています。
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中途半端なものでは世の中に出せないぞ!
2つめは、asobi基地ユニバーシティでやりたいことを、具体化しつつ、クオリティを追求していくということです。
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「やりたい」と言うのは簡単。でも、一人よがりでは何の意味もありません。
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第一に、子どもたちにとって、一生モノと言えるような、重要な体験であること。さらには「行きたい!」と思ってもらえるデザインであること。
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そしてもちろん、保護者のみなさんに「これならば子どもに行かせたい」と思ってもらえること(もうちょっと言えば「これならいくらでもお金払うわ!!」と思ってもらえないのであれば、事業として持続可能ではありませんしね)。
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だいたい、誰にでも作れてしまうようなモノなら、わざわざasobi基地でやる意味はないのです。
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やろうとしていることのアイデア自体は、そんなに突飛なものではありません。ただ、猿真似をしても絶対に再現できない、本質的な価値があることは、必須条件だと思っています。
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これまでに、積み重ねてきたものがある分野は、やはり企画が形になるもの早いですね。価値がどこにあるのか、どうすれば伝わるのかも、勘がはたらくんです。
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逆に、内容に価値があることは確信があっても、これを子どもに「おもしろそう!」「行きたい!」と思ってもらうにはどうしたらいいのか、悩みに悩んでいるものもあります。
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揉みに揉みまくり、トライアルも実施して、これだ!という確信が持て次第、リリースしていきます。ぜひ楽しみにお待ちください。
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現地調査を進める……世界自然遺産へ!!
北海道の東の端。目の前にある島は、国後島(北方領土)です。まさに日本の地の果て。
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川には鮭やマスが遡上し、そのへんにヒグマが暮らし、冬には流氷が押し寄せ(地球規模で見ても南限だそうです)、羽を広げると2mにもなるオジロワシが飛ぶ。
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ちょうど一足早い紅葉の時期でもあり、いや〜すごく良かったです。
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私の場合、積み重ねのある分野は、アウトドアです。これまで数年、年間100日近くを野外フィールドで過ごす生活をしてきました。
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そして、小学校高学年、中学生になり、大人になり始める子どもが、行きたいと思う場所はどこで、どのようなイベントなら楽しそうだと思うのか。
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われわれ、asobi基地キャンプという、0歳から親子で参加できるイベントをやっていますが、総勢50名規模にもかかわらず、ときにはキャンセル待ち20家族にもなるほどの、大人気です。
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しかし、小学校高学年になると、ぱったり来なくなる。
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親の側も、子どもに体験させたいものが変わりますし、そもそも、子どもも思春期に差し掛かり、「勝手に決めないでよ」となってくるわけです。
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結論として、私が考え出したのは、こんな要素を備えたイベントです。
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- 世界自然遺産、あるいはそれに匹敵する、国内最高峰の自然へ
- パッケージ化されたツアーはクソくらえ(イレギュラーやアクシデントを大歓迎。未知の魅力があるイベントであること)
- そこに行ってなにをするか、子どもたちに主導権があること
これをじっくりやるには、1週間前後の、山村留学的なデザインにするべきでしょう。
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つまり、世界自然遺産や、それに匹敵する国内最高峰の自然があるエリアで、1週間ほど自分たちで生活を回し、そこで何をするかも自分たちで決め、行動する。
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たとえば、世界自然遺産の地に旅行するだけなら、家族でもできるでしょう。
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でも、(子どもが)自分自身の気持ちに向き合い、自分の責任で選択をして、自由に行動してみるという体験を、大人に口出しをされず、じっくりとできるのは、ここだけ(のはず)です。
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きちんとできるかどうかは、どういうもいいこと(それこそ、学校で習えばいい)。それよりも、自分で考えてやってみて、失敗したり成功したりする中で、様々な気づきを得てほしいと思います。
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そしてもう一つ重視したいのが、価値観の違う他人と衝突したり、共存する方法を模索したりする体験なんです。
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3月には、小学生7人を連れて、石垣島に行ってきたのですが、このとき、1人が明らかに理不尽な行動を取ったところ、他の6人がいっせいに「おまえが悪い」と指摘する、という出来事がありました。
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(なるほど、小学校では、こうするのが正しいのだな……)
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もちろん「おまえが悪い」は正論なんです。でも、それで解決したかというと正反対で、全員から責められてしまった子は、頑なになり、より意地悪を繰り返すようになったのです。
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先生が出てきて、「それではダメだ」と指導することは簡単です。でも、実際問題、世の中にはいろいろな人がいる。先生が善悪を決めて、その場を収めてくれるのは、学校でだけです。
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どうにも子どもたちだけでは、収拾がつかなくなってきたタイミングで、それぞれが感じている胸の内を伝え合う時間を作りました。
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「●●が嫌だった」「そういうのはおかしいと思う」「仲間はずれにされたように思った」
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悪さをするのにも、意地悪をするのにも、素直になれないのにも、すべてに理由があります。
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自分に気持ちがあるけれど、相手にも同じように気持ちがある。「自分はこうしたい」をぶつけたり、正論をぶつけたりするだけではうまくいかず、むしろ状況が悪くなることもある。ではどうしたらいいのか。
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このような、喧嘩や、他人と衝突する経験は、価値観が違う他人と共存するにはどうすればいいのか? というクリティカルな問いを、強烈な実感をもって突きつけてくれます。
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大人になったときに振り返って、「あのとき、あのタイミングが、人生のターニングポイントだった」と言ってもらえるような、一生モノの体験を提供したい、いや提供してみせます(決意)。
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asobi基地アドベンチャーのエッセンスを体験できる、日帰りイベント!11月29日(日)開催
「おおお、それはいい!!」と心動いたみなさん、まずはこちらに参加してみてください。
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親としても、いきなり1週間も子どもを預けるのは心配でしょうし、子どもだって不安です。なにより、asobi基地を知らないと、「それなら行きたい!」とはなりにくいですよね。
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そこで、まずは首都圏での日帰りで、asobi基地アドベンチャーのエッセンスを体験できるイベントを企画したというわけです。
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フィールド自体は、asobi基地・関東 アウトドア部で使い慣れたエリア。
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でも内容は、子ども同士で相談して、どこへ行って何をするか決めて、最終的に15時に自分たちで決めたゴールへ行ってね、大人は危なくなきゃ口出さないよ、というイベントです。
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【11/29】asobi基地アドベンチャー|マップを持って探検編 at 横浜市市民の森〜鎌倉
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大人になる子どものためのグレート・ジャーニー(すごい旅)! 行き先は自分たちで決める。マップを手に、自分たちでルートを選 …
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