【4/3-5】下町ワンダーランド留学・春(神戸市長田区)|asobi基地ユニバーシティの子ども旅 – 募集要項

asobi基地ユニバーシティのプログラムに参加経験のある子(LINEグループ「保護者ラウンジ」に参加しているご家族)、およびホスト・小笠原舞に招待を受けた子限定の下町留学企画となります。

asobi基地ユニバーシティ未経験の方対象の一般募集はありませんので、ご了承ください。

下町ワンダーランドへ
こどもだけで旅をする。

日本の中にある都会なのに、まるで外国に来たような気分になれる下町ワンダーランド=神戸市長田区。

そんな不思議な下町に、こどもだけで旅に来てみませんか?

拠点は「下町ゲストハウス とまりぎ」。非日常なようだけど、日常に起こるたくさんのハプニングをお楽しみに!

任意団体「asobi基地」代表の舞ちゃん家族がホストとしてお迎えします。

※任意団体「asobi基地」は、一般社団法人asobi基地ユニバーシティの母体となる親団体です

どんな人にでも居場所がある町
学校では学べないことを学ぶ

昔ながらの長屋と路地が残っています。あたりを走り回るこどもがいたり、おしゃべりしている人がいたり。

アーティスト、お店を経営する人、起業家など、自分で道を切り開き、自分らしく、自由に生きる大人たちが多い町でもあります。

普段は交わることのない、たくさんの人に出会い、

「何のために生きるの?」「何のために学ぶの?」「どうやったら自分らしく暮らせるの?」

など、学校では教わらない、生きるためのヒントや知恵、様々な価値観を、自分で探すことができます。

なにが起こるかわからないのも魅力。お通夜のお手伝いをしたり、雀卓を囲んだり、クライミングジムでボルダリングをしたり、昔ながらの銭湯に行ったり……!?

参考:長田区の概念にとらわれないダイバーシティの形/INTERVIEW

安い&うまいで大人気!
下町グルメの数々

安くてうまい、下町グルメの数々も、下町ワンダーランド・長田の魅力の一つ。

食事は決められたものが出てくるんじゃなく、ホストの舞ちゃんを始めとする長田の人たちのアテンドで、自分たちで色々なお店に行って食べることができます!

長田で美味しかったものベスト5(小6男子)

  1. 焼肉屋で食べた焼肉
  2. モーニングに喫茶店で食べたフレンチトースト
  3. 銭湯で食べたおでん
  4. めいりんのローメン
  5. 目の前で焼いてくれたハルナの焼きそば

長田で美味しかったものベスト5(中2女子)

  1. 焼肉屋で食べた焼肉
  2. 目の前で焼いてくれたハルナの焼きそば
  3. めいりんで食べた鍋
  4. 銭湯で食べたおでん
  5. カレーうどん

下町留学のポイント

保護者のみなさんへ

ホスト:任意団体「asobi基地」代表|小笠原 舞(池田 舞)

多文化共生、多様性な社会の縮図だと思ってこの地に教育移住をして5年。

5歳と1歳の子を育てていますが、まちの人たちに見守られて、安心してのびのび育つとはこういうことか!と痛感しております。

私のいるコミュニティには、0歳から100歳間近の方がいて、認知症や発達障害をはじめとするハンデがあったり、外国籍だったりといういわゆるマイノリティーと呼ばれる人たちも一緒に、楽しく暮らしています。

どんな人でも受け入れるキャパがこの町にはあり、こどもも大人もその人らしく輝き出す光景を見てきました。

コミュニケーション能力や非認知能力、考える力……巷でいうそんな力も総合的についていきます。

それが教育者として嬉しくて、これこそ教育現場だ!と思い、外に開いていこうと「下町ゲストハウス とまりぎ」を2023年8月にオープンし、12月にasobi基地ユニバーシティの留学企画としてリリース。今後もパワーアップさせながら継続開催していきたいと思っています。

大自然のようにわかりやすい魅力はありませんが、自然な状態で生きる人たちが多いのがこの町の魅力です。

■スケジュールの例

《1日目》

昼までに新神戸駅 or 神戸空港へ。ホスト(舞ちゃん)と合流後、宿「下町ゲストハウス とまりぎ」へ。夕飯&銭湯は池田家と一緒に行動。

《2日目》

みんなでモーニング〜午前中は自由時間。

午後(13:00〜17:00)は下町クエストを実施。チームに分かれて、町の中を探索し、お題をクリアしていくゲーム。

例:「はっぴーの家ろっけんで1時間ぼーっとする」「***で誰かとおしゃべりする 」など、地元のこどもたちと内容を考案

夕飯はサカヅキで町の人たちと交流。

《3日目》

10:30〜12:00 旅の振り返り。午後に新神戸駅 or 神戸空港より帰宅。

長田のシンボル!?
はっぴーの家ろっけん

よく分からない、けど一緒にいる。ワケあり、くせ者、変わり者、日本人も外国人もごちゃ混ぜに集まる介護付きシェアハウスが神戸市長田区にある。その名も「はっぴーの家ろっけん」。<違和感も3つ以上重なるとどうでもよくなる>をモットーに運営する首藤義敬さん(36)の元には、引き寄せられるように多種多様な人がやってくる。

「はっぴーの家ろっけん」のごちゃ混ぜな日常 – 読売新聞

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よりかね隊長より
多様性の坩堝(るつぼ)でしか学べない

厚生労働省のある資料では、推計すると人口の約7.4%は障害者であるそうです。たとえば40人学級なら3人くらい、繁華街を歩けば10人20人と障害者を見かけるのがあたりまえ……であるはずですが。

東京を始め大都市に住んでいる人ならば、日常の中で障害者と接する機会など、皆無に等しいはずです。

私は横浜市の住宅街に住んでいますが、外国人にもほとんど会いませんし、そもそも自分と境遇が大きく違う人に会ったり、関わったりすることが、ほぼありません。

こういう多様性の乏しい環境の中で育った子どもたちは、「ほとんどの人たちはみんな自分たちと同じように生きている」と疑いもせずに思うはずです。

しかし、実際にはそうではありません。言うまでもなく、色々な境遇に置かれた人が、それぞれの価値観で、様々に生きているわけです。

asobi基地ユニバーシティの子ども旅「下町ワンダーランド留学」は、この事実を10代前半の子どもたちに伝えられる――いや、あえて説教をしなくても、子どもが自分で感じ取って、自分なりに咀嚼する、貴重な機会になるはずです。

ぜひ子どもを飛び込ませてみてください!

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日程/お申し込み

2024年4月3日(水)〜5日(金)

◇集合

4月3日(水)

お昼までに新神戸駅または神戸空港

※詳細は個別にやり取りをして調整します

◇解散

4月5日(金)

午後、新神戸駅または神戸空港にて解散

→新幹線改札通過、飛行機のチェックインまで見送ります

【お申し込み方法】

asobi基地ユニバーシティのLINEグループ「保護者ラウンジ」でご案内します。

参加費用

プログラム参加費+2泊3日宿泊費

29,800円/人

※交通費、食費は含まれません(子どもが持参)

※延泊可 5,000円/泊(食費別)

販売者:下町ゲストハウス とまりぎ

支払い方法:銀行振込

定員:最大5名

注意事項

  • ホスト&プログラム運営責任者は、「下町ゲストハウス とまりぎ」を経営する小笠原 舞(asobi基地代表)となります。asobi基地ユニバーシティのよりかね隊長は、プログラムの監修に関わっていますが、当日は同行しませんので、ご了承ください
  • 現地滞在中の免責事項は、asobi基地ユニバーシティのプログラムに準じます。特に怪我や補償について定めた第1条〜第3条は、改めてご確認をお願いします

保護者の感想

◇中2(女子)の保護者

私自身、小さい頃神戸の下町の祖母のうちに毎週遊びに行ってたので、あの雰囲気を娘に味合わせたくて参加させました。

いきなりお通夜のお手伝いをしたり、安くて美味しいものを食べたり、銭湯でおばあちゃん達と仲良くなったり、と、今の生活環境からは想像できない生活をした濃密な4日間(1日延泊)だったようです。

一人っ子の娘は、小さい子達と兄弟姉妹のように過ごしたことも嬉しい体験になりました。また帰りたくなる場所ができたことが、親としてもとても嬉しいです。

◇小6(男子)の保護者

なかなか親から離れたがらなかった息子が成長して「自分でどこかへ行ってみたい」という気持ちになっていたタイミングで、絶好のプログラムでした。

親には経験させてあげられないことを経験できる(学べる)のがいい!

もう少し成長して社会に出てしまえば、どんな出来事に出くわすかわからないわけで、親の目が届かなくなるまでに、色々な人たちとの関わりの中で揉まれて、しなやかに強くなることが重要。

これと同じような体験をどこでさせてあげられる?と聞かれて、答えられる人はほとんどいないはず。親の力だけでは子育て・教育はできない、学校も物足りない、と思っている親にはまさに「お金で買えない価値がある」プログラムだと思います。