asobi基地のフィロソフィーに親しんで育ってきた子どもたちは、自分から様々なものに興味を向け、没頭することが得意です。成長して思春期真っ只中にあっても、自分らしさを大切に、思うように生きているように見えます。
「あれこれ言わなくても、自分から世界を広げ、ときには国語や算数、理科、社会のような教科にまで関心を深めていく……」
我が子がこんなふうに育ってくれたとしたら、親としてこんなにホッとすることはない、という方も多いのではないでしょうか。
また近年は、受験においても、作文やグループディスカッションであったり、思考力を問われる設問であったり、ただ知識を知っているだけではクリアできない試験が増えている印象があります。
公教育でも、アクティブラーニングが積極的に推進されるようになりました。
子どもが、自ら興味を持って何かに取り組むサイクルに入るために必要なのは、大人が良かれと敷いてしまうレール(やるべきこと)ではなく、好奇心が健全に伸びる環境であり、自分の人生を自分でハンドリングする経験――
asobi基地ユニバーシティでは、このような考えのもと、
以上の3つを大切に、「やりたい!」「おもしろそう!」からはじまり、常に未知とイレギュラーがある、子どもが自ら参加したいと直感するようなプログラムを準備中です。
「自分の人生を謳歌できる人に育ってほしい。」という願いへの、asobi基地からの一つの回答です。
※2021年3月、アドベンチャー学部キャンプ学科から始動予定!!
asobi基地ユニバーシティのカリキュラムは、これからの時代を豊かに生きるための栄養です。
なにかやりたいと思ったときに、自分で考え、計画し、実現する……
興味のあることに夢中になっているうちに、いつの間にか、人生を謳歌するための力が伸びるよう、子どもたち一人ひとりの成長に寄り添っていきます。
2012年の発足以来、asobi基地では、工作道具と素材など、最低限の用意だけをして、子どもたちが自発的に遊びを作り出す場を、大切にしてきました。
asobi基地ユニバーシティでも、スタイルは同じですが、子どもたちの年齢が上がると、使えるツールが高度になり、より複雑な概念を理解できるようになり、世の中の様々なものに興味の対象が広がっていきます。
10年後、子どもたちは、デジタルデバイスを片手に、インターネット・テクノロジーを駆使して、人生を自分で選び、自由闊達に生きていることでしょう。
原則として、お子さん1人1台のスマートフォン、タブレット、PC等が必要になります。
実際に会った友達と、オンラインでコミュニケーションをします。asobi基地キャストが見守る安心の空間で、ルールやマナーを学んでいきます。
生きるためには、お金が必要です。お金は、価値を提供する対価として得られます。
では「価値」とはなに? そもそも儲けるってどういうこと? 資本主義の仕組みって? もっと売るにはどうしたらいいの?
スマートフォンによる個人間決済をはじめ、新時代のマーケット体験を中心に、楽しんでいるうちにお金やマーケティング、経済の仕組み他に興味が広がり、深めていくきっかけとなるようなプログラムを開発中です。
そして、デジタルが幅を利かせる時代だからこそ、子どもたちに、自然の豊かさや、アウトドアの楽しみを知ってほしい。
子どもが自分自身の気持ちに向き合い、自分の責任で選択をして、自由に行動してみるという体験を、大人に口出しをされず、じっくりとできる場を作っていきます。
世界自然遺産や、「日本でここだけ」と言えるような特別な自然があるエリアを舞台に、子どもたちが自ら生活を回し、自分たちで考えて行きたいところへ行き、やりたいことをやりつくす。
きちんとできるかではなく、自分で考えてやってみて、失敗したり成功したりする中で、様々な気づきが得られる環境を大切にします。
与えられたルールに従う、から一歩その先へ。
人生を自分で選択し、自由に生きる権利がある私たちの国。一人ひとりが、価値観の違う他人の自由も尊重し、共存する方法を主体的に考える必要があります。自分の権利だけを主張していれば、ルールが増えてがんじがらめになり、結果として自由を失っていくから。他人との衝突に向き合い、自分たちで考え、解決していく。そのような、本当に大切にしたい社会性に触れられる場を、みんなで作っていきます。
asobi基地ユニバーシティは、必要なのに無いのだから作ってしまおう、という思想で生まれました。「理想の環境を、私たち一人ひとりの手で実現し、支えていく場所」とも言い換えられます。
たとえば、リアルに集まれる拠点があれば、きっと素晴らしいでしょう。いつも開いていて、足を運べば誰かしらに会える。でもハコが持てるかどうかは、理想の場所が見つかるか、どれだけお金が集まるか次第。そのためにはまず、たくさんの人に知ってもらい、共感の輪を広げる必要があります。
そしてこれは、asobi基地の力ではなく、みなさん一人ひとりの力によります。個人の影響力は小さくても、たくさん集まれば、大きなうねりとなります。
まず、私たち一人ひとりがやるべきは、一人でも多くの共感者に集まっていただくこと。
そこで、Facebookグループ「asobi基地ユニバーシティ準備室」を設けます。
なにが理想なのか。どうすれば実現できるのか。こんなのを待っていた、ぜひ一緒にやりたい。Webデザイン、マーケティング、財務といった専門分野で貢献できるかもしれない。実現したらぜひ子どもを参加させたい。SNSやブログに書いて宣伝します……等。
思いを集約し、意見交換をし、一つひとつ形作っていくための、オープンなFacebookグループです。
asobi基地の価値観に「いいね!」と共感してくださる方であれば、どなたでも参加いただけます。また、一人でも多くの人に知ってもらえるよう、シェア&拡散にご協力をお願いいたします。