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asobi基地ユニバーシティ通信 Vol.3

10段階で9.38の評価と子どもから大絶賛のasobi基地アドベンチャー。その秘密は? 帰ってきた我が子を目の前にした、保護者の皆さんの感想もシェアします。

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(親ではなく)子どもに評価されなければ、意味がない。asobi基地ユニバーシティのこだわり

みなさん、こんにちは。asobi基地ユニバーシティの発起人・寄金 佳一(よりかね けいいち)です。

2020年11月29日(日)に開催した、「asobi基地アドベンチャー|マップを持って探検編 at 横浜市市民の森〜鎌倉」。全9家族10名(+よりかね家2名)の子どもたちに参加してもらうことができました。

終了後、よりよいコンテンツにしていくため、保護者の皆さんにアンケートの回答をお願いしたのですが、うち8家族からご協力をいただくことができました。

年長から小6までの子どもたちの満足度は、10段階で9.38

正直、ここまでとはびっくりの高評価ですが、運営する私たちとしては、この上なく嬉しい結果です。

世の中、塾や習い事、自然体験は無数にあり、その大半は、親をマーケティング対象にしています。

子どもにこんな経験させたいですよね、このスキルを身につけると将来役立ちますよ、中学受験の合格実績はこんなにありますよ、飽きっぽい子でも続けられるシステムですよ……etc.

もちろん、子どもの教育の責任者、お金を払う決定権者は親ですので、ビジネス的には当然です。

しかしながら、ときとして子どもが置き去りにされてしまっている……と感じるケースがあります。子どものためというより、親を安心させるためのサービスになってはいないでしょうか?

asobi基地ユニバーシティは、塾や習い事がマーケティング上のライバルだと想定していますが、いちばんの差別化のポイントは、子どもが自分から「行きたい!」と思うような場を、全力で作っていく、という点にあります。

もちろん、子どもたちが学び、成長する、という点でも、他にはないものを用意していきます。けれど、もし教育のクオリティだけの話ならば、世の中にプレイヤーはたくさんいるわけで、asobi基地がわざわざやる必然性は薄いでしょう。

asobi基地のグランドルール「4つのルール」には、

"ここはオトナもコドモもすべての人が平等です"

という言葉があります。一見すると、わざわざ言うまでもない当たり前の内容ですが、なぜ、asobi基地の創設者・小笠原舞が、グランドルールに盛り込んだのか。

待機児童ゼロに潜むリスク(asobi基地・小笠原 舞)“女性の権利は語るが「子どもにとって」は議論しない日本社会”

日本国憲法のもと、また日本も批准している子どもの権利条約のもと、子どもは一人の人間として尊重されるべき存在であり、また私たちもそれに異論はないはずですが……つい無意識に、半人前だからと、子ども自身の意志や気持ちを蔑ろにしてしまいがちです。

asobi基地ユニバーシティでは、親だけが満足しても意味がない、と明確に考えています。

それに、子どもがグングン伸びるためには、子ども自身の「やりたい」という意欲がなければいけません。だからこそ、親や環境に半ば強制されるのではなく、子どもが自分の気持ちに素直に向き合い、自分で選択することが不可欠です。

asobi基地アドベンチャー|マップを持って探検編 at 横浜市市民の森〜鎌倉」のイベントページも、見ていただくと、新鮮味を感じるのではないかと思います。

子ども自身が読んで、行きたいかどうか判断するためのセクションを設けているからです(子どもにとって、文章を読むのは苦労もあるので、今後は、動画も活用していきます)。
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実は、保護者の皆さんの満足度は、もっと高い。

こんなことを書くと、親の評価はどうでもいいの?と思うかもしれませんね。

ところが、「申し込み、オリエンテーション、本番当日……すべてを引っくるめて、全体の満足度はどれくらいですか?」とお尋ねしたところ、10段階で9.50という結果でした。子どもたちの評価よりも高いんです。

実はこれ、ぜんぜん不思議ではありません。なぜなら、帰宅した子どもたちの顔が輝いているはずだからです。

私たちはasobi基地で、常日頃から、子どもたちが自分らしさを発揮して、全力で遊び、ときには喧嘩をし、様々に吸収し成長していく姿を見ています。

戻ってきた子どもが満足していて、ご機嫌で、ときには今まで見たこともないような笑顔でいるのならば、少しくらい不備があっても、吹き飛んでしまいますよね。

この観点からも、子どもが本気で楽しめる魅力的な場を作ることが、何よりも大切というスタンス。親の評価はあとからついてくるものだと考えています。

あ、もちろん、改善点も多々ありますので、しっかりブラッシュアップしていきます。
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感想紹介:帰宅後のお子さんの様子を見て、どのように感じましたか?

実際に、保護者の皆さんからいただいた感想を、いくつかピックアップして紹介します。

・帰りの車の中ではずっとニコニコ。寝る前も1人で思い出し笑いしている姿を見て、幸せな気持ちになりました。(小学校低学年)

・大げさかもしれませんが、少し大人になったと感じました。(小学校低学年)

・私といるとすぐ「疲れた」「鞄持って」などと言うのに、お友達とわいわいしながら楽しく長い距離を歩いて散策したようで、頼もしく思います。(小学校高学年)

・学校が好きな子ですが、人間関係が難しくなってきていて、近ごろ愚痴が多いなと思っていました。学校だけが世界のすべてじゃない、といくら親が言っても、学校しか知らないので理解できずにいました。asobi基地アドベンチャーでの経験が、子どもの視界をこれから広げてくれるような気がしています。(小学校高学年)

親はつい、何か為になることと抱き合わせにしたい……という気持ちが入ってしまい、結果的に子どもは楽しくないということになりがち。大人目線の教育的な企画ではなく、子どもが本当に叶えたいことが詰まっているイベントだったと思います。「楽しかった!また行きたい!」とこれまでにないくらいの幸せそうな顔を見せてくれたことが本当にうれしかったです。また別のイベントにも参加していきたいです。(小学校低学年)
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asobi基地アドベンチャーでやりたかったこと

"思春期に差し掛かり、お年頃になってきた子どもに必要なのは、「自己決定できる自由」と「余白」である"

これがasobi基地ユニバーシティの最大のテーマと言って、過言ではありません。

・子どもが、自分の責任で選択をして、自由に行動してみるという体験を、大人に口出しをされず、じっくりとできる環境があること。

・「きちんとできるかどうか」ではなく、自分で考えてやってみて、失敗したり成功したりする中で、様々な気づきを得ること。

・自分の人生を、自分でハンドリングしているという実感があること。

なぜ、これらが大切なのか。子どもたちが最も効率よく(ときには、私たち大人が驚くような早さで)成長するために、なくてはならない栄養だからです。

単に放任しましょうというわけじゃないんです。こうしたほうが、"やらせる" よりも世界が広がるし、知識を吸収するし、何なら学力も結果として伸びるんです。

うちの子、飽きっぽくて……いろいろやらせても淡白で……

よく聞く話ですが、原因は明らかだと私は思います。あらゆるものに「おもしろそう」と思える好奇心が育っていないし、興味を向けるエネルギーも残っていない( "やらなければいけないこと" で日々が埋め尽くされている)。

小学校高学年にもなれば、大人が恣意的に与えようとする段階は終わっています。

連れて行かれたところで見たもの・体験したものは、「ふーん」で終わるかもしれません。でも、自分で「あそこへ行って、こうしたい」と選択して出会ったら、深く脳裏に焼き付くような体験になりえる。

しっかりと咀嚼するための余白も、ここにはあります。

加えて言えば、そこに何があるか・何が起きるかわからない。そこでどう振る舞うか、主導権が自分にある。

だからこそ、asobi基地アドベンチャーは、お年頃になってきた子どもたちにとって、魅力的な時間になったのだと考えています。

次回開催は……?

11月開催は、運営チームとしては、参加費を利益が出ない価格に設定させていただいた、トライアルの位置づけでした。

アンケートの内容を参考にさせていただきつつ、スタッフ間でも意見交換を重ね、正式リリース版として年明けから新イベントを開催していくつもりでいます。

また、内容も、今回は横浜市民の森〜鎌倉にかけてのハイキングでしたが、違ったエリアで開催したり、キャンプで一晩中たき火をする、ソロで一日過ごしてみる、など様々なバリエーションを展開していくつもりです。

これから真冬に突入しますので、時期的には3月〜ということになるでしょうか。ぜひ、楽しみにお待ちいただければと思います。よろしくお願いいたします!
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