思春期真っ只中の小中学生が、自分で決めて、思うようにすごす。

自分だけのテントがある。夜中まで起きていても、誰にも何も言われない。友だちとお喋りをしたり、遊んでいたりしてもいい。

火を使って、焚き火をしてもいい。斧を使って、薪割りをしてもいい。ハンモックに揺られて、スマホを見ていてもいい。

食事も、自分で食べたいものを決め、買い物をして、自分でつくる。洗い物や片付けは、それぞれのペースで。

そんなふうに “自分で決めてやってみる” をじっくりできるからこそ、自ら何かに興味を向け、取り組む力が伸びていく、「asobi基地ユニバーシティ」渾身のキャンププログラム。

のべ1,000名を超える親子をアウトドアに連れ出してきた、よりかね隊長(asobi基地・関東 アウトドア部)と、子どもを見守るプロである池田香織(フリーランスベビーシッター/asobi基地キャスト)が、大人になりかけの子どもたちを、メンターとして見守ります。

※キャンプがはじめてでも、問題なく参加いただけます

お申し込み

こんなキャンプだよ!よりかね隊長が紹介

開催概要

1. 事前オリエンテーション(Zoom)

2021年4月23日(金)20:00〜21:00

初参加、初フィールドの不安を解消します。自分の他にどんな子が参加するのかも、このタイミングでわかります。

  • どんなふうに1日を過ごすか、なにをして遊ぶか
  • 最初の日の夜と、次の日の朝、なにをつくって食べるか(食材や、道具は、なにが必要か)

この2つを、前もって考えて、自分なりに計画をしておくと、当日がスムーズになります。本番が楽しみになるように緊張をほぐしながら、そのために必要な情報や、ヒントの提供をします。

2. 本番

2021年5月4日(火・祝)10:00 〜 5日(水・祝)12:00

※13:00までにお迎えをお願いします

※雨天実施です。レインウェアを忘れずにお持ちください。ただし台風直撃レベルの荒天の場合は中止とし、参加費を返金いたします

スケジュール

1日目・10:00/大網駅に集合

お子さんたちをお預かりします。車に乗り換え、買い出しへ向かいます。

10:15 買い出し

産直市場「山武緑の風 大網店」で買い物をします。千葉県大網白里市でとれた、新鮮な野菜や、お米がたくさん売っています。

足りないものがある場合は、イオンなど一般のスーパーマーケットにも立ち寄ります。

11:00 フィールド到着

最低限のルールの確認をし、テント設営スタート。

自分の基地を作り上げたら、あとは思い思いに過ごします。

わからないこと、できないことがあれば、年間30泊前後もキャンプをするよりかね隊長がヒントを出したり、サポートしたりします。

2日目・午前中

「11:30までにすべてを片付け、撤収を完了する」という目標を、子どもたちにおろします。

11:30頃より、クロージングの対話を行います。

  • 子どもだけで1泊してみてどうだったか
  • ソロテントはどうだったか
  • 楽しかったことや、満足したこと
  • 次のasobi基地アドベンチャーでやってみたいこと

etc.

12:00解散となります。

13:00頃までは自由にフィールドで過ごせますので、それまでにお迎えをお願いいたします。

キャンプの中身

このキャンププログラムの最大の魅力は、「大人が必要以上に口を出さない」という点にあります。

失敗してもいいから、自分で考えて、自分の責任で決め、思うようにやってみる。うまくできるかどうかよりも、やってみたからこそ得られる、様々な実感や気づきを、たくさん持って帰ってほしいと思っています。

そして、わからないこと、できないことも、ただ教えるのではなく、興味をそそったり、やりたい!という意欲が芽生えるような、一人ひとりに響きそうな様々な仕掛けをしていきます。私たちの腕の見せ所です。

1. 自分だけのテント

まさに「秘密基地」の言葉がぴったり。

誰も邪魔されない、自分だけの空間です。

※兄弟姉妹などで、2〜4人で眠れるドームテントを共用することも可能です

2. 思春期真っ只中の子どもたちだけの時間

小学校高学年〜となってくると、親と一緒にどうこうではなく、「自分」がしっかりと確立し、同世代の友だちとの時間を好むようになってきます。

夜も含め、この日いちにちは、自分たちの思うとおりに過ごしていい時間。

恋バナに花を咲かせるのか、持ってきたカードゲームに熱中するのか、ひたすら火遊びに夢中になるのか……すべては子どもたち次第。

普段は顔を合わせることのない、個性的な友だちとの関係も含め、未知の魅力がたっぷり詰まっています。

3. 焚き火

キャンプと言えば、焚き火。

フィールドには、たくさんの枯れ枝が落ちていて、火焚き場や、焚き火台を使って、自由に焚き火をすることができます。

マッチ1本から焚き火をおこすチャレンジもおもしろいですね。

4. 薪割り

大きな斧を振り下ろして、丸太を割ります。

小学生でも、危険を避ける方法さえ分かれば、しっかりできてしまいます。

5. ハンモック、木登り、ブランコetc.

フィールドには、立派な木があり、ブランコや、ハンモックで楽しめます。

木の上に登ってのんびりしたり、好きな本を持ってきてハンモックで読んだり、すごし方はいろいろです。

asobi基地ユニバーシティについて

asobi基地ユニバーシティは、思春期真っ只中の子どもたち(主に、小学校高学年〜中学生)が、”自分で決めてやってみる” 体験を通して、みずから何かに興味を向け、取り組む力が育っていく、asobi基地らしさ満点のアクティブラーニング・プラットフォームです。

常に “未知” と “イレギュラー” があり、子どもがワクワクし「参加したい」と直感するような、とっておきの場を提供。IT、メディア、お金、アウトドア……etc. と多岐にわたるカリキュラムを扱います。

子どもだけで参加するキャンプイベントというと、指導員が指揮・管理する中で、大勢の子どもが集団でキャンプ生活をおくる……という形をイメージするかもしれません。

しかしながら、asobi基地ユニバーシティの大人たちは、致命的なリスクの管理だけをし、余計な口出しをせず、要請に応じて助言をするだけの役割に徹します。

子どもたちは、自分の気持ちに向き合い、「やらなければいけない」ではなく「やりたい」「おもしろそう」から出発して、自分の責任で選択をして、自由に行動してみる経験を重ねる中で、圧倒的に世界を広げていきます。

こうした体験を経てこそ、なにかをやりたいと思ったときに自分で計画して実現する力、自分の人生を謳歌する力につながっていくはずです。

“教えない” 理由

(よりかね隊長より)

asobi基地アドベンチャー キャンプ編で、子どもたちが学べるのは、私・よりかね隊長が、幼少期から自然に親しみ、ここ数年は年間100日ほどアウトドアに出る中で次第に形となっていた、「アウトドアとのご近所付き合いの仕方」です。

実際には、子どもたちは、キャンプにまつわるたくさんのスキル・技術を学んで帰るはずですが、asobi基地ユニバーシティでは、キャンプ学校・サバイバル教室よろしく、真っ先にそれを謳うのは、話の順序が逆だと感じています。

アウトドアの本質は「理不尽さ」。どんなに完璧に準備をしたと思っていても、状況は刻々と変わっていき、思い通りにいくことなどまずありません(だからこそ私たちは、偶然出会った満天の星や、普段は見つけられないオニヤンマ、道端で出くわしたカモシカに、興奮し、心動かされます)。

あるいは、計画どおり機械的にやろうとすると「おいしいところ」を逃してしまうかもしれません。自然に “神” がいるとすれば、気まぐれなんです。まさにいま、目の前にあるものに心を開いておかないと、あっという間にその手をすり抜けてしまいます。

そのすべてをしなやかに受け入れ、自然の豊かな営みを五感で楽しむこと。自然の気まぐれに対し、その時々での最適解を探る時間。また、その繰り返し。

これらこそが、私の心に染み付いている「望んでいる時間」です。

子どもたちには、頭でっかちになりすぎることなく(必要な実感のない技術を習得することに時間を割いたり、うまくやろうとすることに神経を使いすぎたり……)、まずは、真っ白な心で、なんの心配もなく、自然と向き合う状態を作ってあげたいと思います。

うまくいかず、どうにかしたいと思ったときこそが、知識を吸収しようとする最高のタイミング。他人のアドバイスも実感のあるものとして頭に入ってくるでしょう。

こうして身についていくスキル・技術は、一夜漬けのテスト勉強のように、時間が立てばすぐに忘れてしまうようなことはないはずです。

開催地、交通アクセス

千葉県大網白里市の貸し切りアウトドアフィールド

※詳しい住所は、お申し込みいただいた後にお知らせします

※トイレは仮設の和式、ゴミは持ち帰りとなります。詳細はこちらをご覧ください

京葉道路〜千葉東金道路〜東金九十九里有料道路「台方IC」から約3km

またはアクアライン〜圏央道「大網白里スマートIC」から約7km

電車

東京駅から、特急「わかしお」で大網駅へ(約45分)

※現地まではタクシーで約5km・10分

参加費

16,000円/人

定員:8組(ソロテント5組、ドームテント(兄弟等での複数人参加)3組)

※キャンプ道具のレンタルを希望される場合は、料金は別途となります。詳細は下記「持ち物・キャンプギアレンタル」の項目をご確認ください

※プログラム中の親・保護者の同行はできません

※年齢制限はありませんが、小学校高学年〜中学生向けに設計したプログラムです。また、子ども本人に参加の意志があることが参加条件となります

※この他、自分で買い物をする食材費代、初日の昼食代(お弁当でも可)がかかります

【支払い方法】

Peatixよりお申し込みいただいた後、Eメールにて、参加費お支払いのご案内をお送りします。1週間以内にPayPal(ペイパル)、または銀行振込にてお支払いください。

※PayPalで使用できるお支払い方法:PayPal残高、一部対象の銀行口座からの口座振替、Visa・MasterCard・JCB・American Express・Discoverのデビットカードまたはクレジットカード)

【キャンセル規定】

新型コロナウイルス感染対策の観点から、体調不良や保菌リスクがある場合には、いつでもキャンセルを承ります。この場合のキャンセル料はいただきません。

私的な都合によるキャンセルの場合は、14日前より20%のキャンセル料をいただきます。ご了承くださいませ。

持ち物・キャンプギアレンタル

現地引き渡し型のレンタルサービス(有料)を提供いたします(在庫数には限りがあります。また、寝袋については、新型コロナウイルスの影響でメンテナンスの手間が増大しており、レンタルをご用意できません。3,000円前後と安価ですので、購入・持参をお願いいたします)。

持ち物一覧を熟読いただき、必要に応じて購入・持参するか、下記よりレンタルをお願いいたします。

親子キャンプ.com キャンプギアレンタル

レンタル予約用パスワード:asob1camp

※「asobi基地アドベンチャー2021|じぶんだけのキャンプ編」にお申し込みいただいてからのご予約をお願いいたします

主催/運営/スタッフ

主催:asobi基地ユニバーシティ

運営:親子キャンプ.com(代表/寄金 佳一)

よりかね隊長(寄金 佳一)

asobi基地・関東 アウトドア部代表。asobi基地ユニバーシティの発起人。この10年は趣味と仕事を完全一致させ、レジャー、アウトドアの分野で日本全国を取材で駆け回り、主催イベントでは、のべ1,000名超の親子をアウトドアフィールドに連れ出す。はじめての親子キャンプ教室(コロナで休業中)、親子キャンプ.comを運営。キャンプ30泊/年をはじめ、スノーレジャー、トレッキング、カヤック、釣りなどアウトドアの趣味は多彩。


かおりちゃん(池田香織)

フリーランスベビーシッター。シッター歴20年以上で、0・1歳からティーンのケアまで経験豊富なベテラン。asobi基地キャンプや、海遊び、雪遊び、山歩き企画に多数ボランティア同行している。


※その他、2〜4名程度のスタッフが滞在し、夜間や深夜も含め、交代制で、常にお子さんたちの見守りを行います

※フィールドは貸し切りで、田畑に囲まれた立地にあり、生け垣や柵に囲まれています。一箇所のみの出入り口には、本部テントを立て、念のための安全を確保いたします


新型コロナウイルスへの対応について

「asobi基地アドベンチャー|私たちだけのキャンプ編 at 千葉・大網白里」では、以下のとおりガイドラインを設けます。

ご理解、ご協力をお願いいたします。

・asobi基地ユニバーシティでは、少なくとも今後5年間は新型コロナウイルスが存在する前提で、プログラムの開発を行っています。感染拡大の状況にかかわらず、一人ひとりが自分でリスクをコントロールできる環境をご用意することをお約束します

・基本スタンスは、「asobi基地|新型コロナウイルス COVID-19への対応について」に則ります。必ずご確認をお願いいたします。また、スタッフ側の体調不良、そのほか事情により、急遽、開催中止となるケースもありますので、ご了承くださいませ

・発熱、咳ほか風邪の症状がある場合は、必ず参加を見合わせるようお願いいたします。体調不良が原因の場合、キャンセル料はいただきませんので、ご安心ください

・スタッフは、子どもと至近距離で接する際は、マスクを着用します

・今回のフィールドは野外であり、人数に対して十分な広さを確保しています。テントは一人(一組)1つ、食事も個人個人で作って食べるスタイルと、自分でリスクをコントロールできない場面がないよう設計いたしました。参加者のみなさんの感染対策には、硬直的なルールは設けず、自衛を原則とします。マスクの着用や、手指の消毒、あるいはリスクを感じたら距離を取るなど、お子さんとよく相談なさっておいてください